1931年に創設された大阪大学医学部の原点となる「適塾」です。備中足守藩出身の緒方洪庵が江戸や長崎で蘭学・医学を修行後、1838（天保 9）年、大坂・瓦町に医院とともに開いた私塾。 7年後、いまも建物が残る過書町（現 中央区北浜3）に移転し、計24年にわたって種痘法やコ レラ治療法の研究を進めました。
江戸時代の銅は我が国の重要な輸出品。銅座(明和3年(1766)設置は、まず銅山からの荒銅を買上げ、精錬工場にて精練させ、それを集荷して海路長崎への回送が主な業務であった。また銅の密売を防ぐため古銅類買上げの精細な規定がつくられ、銅器の破片に至るまで銅座が管理した。 建碑のある愛珠幼稚園は、明治13年(1880)開園で、市内現存する最古の幼稚園で現園舎は明治34年竣工のもの。（大阪市HP参照）
鴻池家は、戦国時代の武将山中鹿之介の子孫と伝えられ、戦国期末に伊丹の鴻池村で酒造業を始めた。江戸時代初めに清酒を造る技法を確立し、その後の繁栄の基礎を作った。鴻池家では大阪に支店を出し、一族のうち正成を店主に充てたが、これが後の鴻池善右衛門となり、豪商へと成長していく。特に３代目善右衛門は鴻池新田を開拓し、大名貨を中心とする両替業に専門化してついには十人両替となり、大坂随一の両替商として発展する。
日露戦争で功績を上げた乃木希典を祀る。乃木将軍の少年時代の旧邸や旅順での司令部として使った民家なども展示されています。明治天皇崩御の際に殉死したことから、明治天皇桃山御陵の麓であるこの地に創建されたそうです。
この辺りはもと袖の湊の入江で、その跡が小さな池として残っていた。岸に柳の大木があったので「やなんが池（楊池）」と呼ばれ、この柳を神木として少彦名命を祀る小さな祠があった。年月を経て荒廃していたのを、宝暦六年(1756)神託によって医師安井圓庵が再建、楊池神社としてこれを崇めた。(碑文より抜粋)
小城（おぎ）藩は初代佐賀藩主鍋島勝茂の長男元茂が佐賀藩領の佐嘉、小城、松浦三郡のうち七万三千石を分与されたことにはじまる。二代直能のときに小城に陣屋を構えた。佐賀藩鍋島家には小城藩のほかに、鹿島、蓮池の三支藩があった。
向かって右面に「史跡蜆川跡」、左面に「しじみばし」。蜆橋にて、幕末に新撰組と大坂相撲の力士が乱闘事件が発生。石碑はビル外壁に埋め込まれています。蜆橋は現在石碑のある梅新南交差点南側に架かっていました。
太融寺（たいゆうじ）は、嵯峨天皇の皇子で河原左大臣と呼ばれた源融（みなもとのとおる）が七堂伽藍を整えて中興したと伝えられる寺。本尊千手観音も嵯峨天皇の念持仏と伝わる。この石碑は門前にあって、その旧蹟（舊蹟）であることを高らかにうたっている。
生田川の度重なる氾濫のため 明治4年､明治政府が計画した生田川の 付け替え工事を請負い､3か月で工事を完了させ た ｡宗七は17万坪に及ぶ旧生田川の埋立地や堤防 跡を娘婿の有本明とともに兵庫県から落札し､区画 整備を行った ｡一帯には国道の幅が約 3.6mであった時代に南北約18m東西約11mの道路5本が敷設された ｡土地の一 部には宗七の名にちなんで「加納町」という地名が つけられた
神戸外国人居留地でシムはレウェリン商会に薬剤師 として勤務した後、18番地にACシム商会を設立、薬 品の輸入・販売などを手掛けた 。シムは1884年頃 からラムネの販売を手掛けた 「日本清涼飲料水 工業発達史」には「神戸のA.Cシム商会が日本で最 初のラムネだろう」と記されている
神戸開港間もない1869年4月20日, 外国人居留地だったこの地に, ボウリング設備のある THE KOBE CLUB が誕生。長崎につぐ ボウリング伝来の地, 神戸では, わが国スポーツ文化の夜明けに影響を 与えるストライク交歓が活発にくり広げられた。 記念碑は, 1989年のボウリング発祥120周年, 神戸市制100周年の 記念建立計画に基づき, 1991年7月23日に完成。
明治42年(1909)に神戸・湊川埋立地(現在の兵庫区新開地)から大阪・西成大橋(現在の淀川大橋)までの31.7キロを走る「マラソン大競争」…これが初めてのマラソン競技会と言われていますが、発祥の地碑が置かれた神戸市役所前はこの「マラソン大競争」とは関係がありません。神戸市役所前は2011年に第一回が開催された「神戸マラソン」のスタート地点です。
「神功皇后の御外征以来、毎年三韓より使節が来訪しております。その使者が入朝及び帰国するに当り朝廷では敏馬浦（脇浜の沖）で新羅から来朝した賓客に生田神社で醸造した神酒を振舞って慰労の宴を催しこれ等に賜るのが例でありました。この酒は「延喜式の玄蕃寮」によると生田、廣田、長田（以上摂津国）、片岡（大和）の四社より稲五十束ずつを持ち寄り、稲束二百束とし生田神社の境内で生田の社人に神酒を醸造させたも［続く］
一名「かがみの井」とも云われ、壽永の昔（800年前）源平生田の森の合戦の折、梶原景季がこの井戸の水を汲んで生田の神に武運を祈ったと伝えられる。別説では景季がこの井の水を掬った時、咲き盛った箙の梅の花影が映ったとの伝もある。「けふもまた生田の神の恵かや ふたたび匂ふ森の梅か香 景季」 （生田神社HPより）
かまぼこの起源は諸説ありますが「3世紀頃に神功皇后が生田の森に立ち寄った際に、すりつぶした魚肉を刀の先につけて焼いて食べたのが始まり」とも言われています。関白右大臣 藤原忠実の祝宴の膳の図に記された1115年(永久3年)が文献上では一番古い記録とされ、かまぼこの業界団体は1115年になぞらえ11月15日を「かまぼこの日」としてPRしています。この碑は2015年11月15日に除幕式が行われました。
【めいじてんのうごこやすみどころきこくてい】明治5(1872)年5月23日明治天皇は巡幸に出発。伊勢・大阪を経て入京。6月4日再度大阪に向かう途中，この地で休憩。中国・九州・四国を巡幸，7月10日海路神戸を発ち，12日横浜に到着し，還御。枳殻邸は，東本願寺の別邸。明暦3(1657)完成。正しくは渉成園というが，園内と周囲に植えられた枳殻(からたち)にちなみ枳殻邸と呼ばれた。 Подробнее.
